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【ホライズンのオススメ! №223】オススメ小説

まさに猛暑!という日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。

今年の夏はコロナのせいもあって家でおとなしくしていました。
ということで、今回はこの夏に読んだオススメの小説を2冊ご紹介します。

1冊目 「流浪の月」 凪良ゆう著

今年の本屋大賞を受賞した作品です。
子どもの頃、幼児誘拐事件の被害にあったとされている女性とその犯人とされている男性を軸に物語が展開していきます。
世間一般の常識・善意こそが被害者を苦しめる?
いろいろ報道されているだけではわからない背景事情があることを想像させてくれる点で興味深い作品でした。
あとは個人的には恋愛ってどういうことだろう?好きってどういうことだろう?といったあたりの点も考えさせられるポイントでした。

2冊目 「銀河鉄道の父」 門井慶喜著

こちらは2018年に直木賞を受賞した作品です。
宮沢賢治の父親・家族愛を描いているこの作品、宮沢賢治の信仰への目覚めや、妹への愛情など、なかなか深い一冊となっています。
個人的に印象的なのはやはり当時の岩手県の貧しさ・厳しさや質屋稼業という商売の難しさでしょうか。

どちらもじっくり読みたい本でオススメです。


次回のホライズンのオススメは8月26日更新予定です。

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