いよいよ10月も終盤、日が沈むのも大分早くなりましたし、朝晩は肌寒いほどになりました。ぼちぼち寒い地域では紅葉も?なんて話も聞こえてきて、秋まっただ中といった様相です。皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。
で、秋といえば、まぁ私を見てもらえればわかるように、当然ながら?芸術の秋であります。残念ながら?食欲の秋ではありません。
ただ、私の場合、芸術といったときに一番一般的にイメージされるであろう、「絵心」というものは本当に全くありません。
自分で描くとなると、人を描かせてみれば男だか女だかの区別すらできないような、犬を描かせてみても犬なのか猫なのか、はたまた牛なのかもわからないようなレベルの絵しか描けない程度の、まさに絵心ない弁護士そのものだったりします。
で、絵を見るといってもどうにもあまりよくわからず、展覧会などもあまりじっくりみることは苦手だったりします。
どちらかというと、音楽だったり、もしくは古典芸能だったり、そういったものを聞いたりする方が大好きです。
で、そんな中、最近面白いなぁと思ってはまってきているのが、講談師の神田松之丞さん。
今回はこちらの方をおすすめしたいと思います。
そもそも講談と聞いてもあまりピンとこない方が多いかと思いますが、古典の話芸の中で、落語・浪曲とならぶ伝統芸能であります。
落語のように滑稽な話を主に扱うものというよりは、例えば忠臣蔵といったような、歴史上に残したい出来事を、かっこよく語るもの、といえばいいかもしれません。
ただ、松之丞さんの自伝的な本のタイトルでは、絶滅危惧職、とされているようなちょっとやる人も減ってしまっている芸能といえるかもしれません。
参考「絶滅危惧職、講談師を生きる」
https://www.amazon.co.jp/dp/4101015910
その中で、最近メディアなどでも露出が圧倒的に増えているのが神田松之丞さん。テレビで目にしたりすることも増えてきています。
独演会などもどんどんチケットがとりにくくなってきてしまっています。
先日ようやくチケットが入手できて生で聞くことができましたが、迫力がすごい。めちゃくちゃ聞き応えがあります。
来月後半には、新宿の末廣亭に10日間出演するようです。ぜひ興味のある方は見てみてください。
末廣亭ホームページ:http://www.suehirotei.com/
次回のホライズンのオススメは11月6日更新予定です。