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LEGAL NEWS TOPICS vol.089

法律や訴訟に関連した最近のニュースから気になるものをセレクトして弁護士の視点でコメントしています。
今回は11月18日から11月25日までのニュースです。


【1】副業容認、就業規則例を見直しへ 厚労省
http://www.asahi.com/articles/ASKCN5GC4KCNULFA01N.html

厚労省のモデル就業規則で兼業禁止に関する規定が削除されるという報道。
兼業を認める企業が増えるというよりも、中味を見ないでモデル就業規則のまま使ってトラブルになるケースが増えそうな懸念はある。

【2】東京ディズニーランドで労災認定 着ぐるみで腕に激痛
http://www.asahi.com/articles/ASKCP5DLDKCPULFA01W.html

イメージを維持するためにいろいろと要求が強いようであるが、夢の国で働くのも大変ということだろうか。
因果関係が認められた点は興味深いところ。

【3】国交省出先、セクハラで懲戒相次ぐ…公表せず
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171123-OYT1T50094.html

これだけセクハラが話題になっていてもセクハラ行為はなかなか減らない。自分だけは大丈夫だと思ってしまっているのだろうか?気をつけないといけないところ。

【4】高校生にキスの教諭、免職取り消し「真剣に交際」と認定
http://www.asahi.com/articles/ASKCS5J0PKCSUTNB01L.html

行為自体はあったが真剣な交際だったということで処分が裁量権の濫用として取り消された。いわゆる淫行条例などでも問題となるところであるが、口先だけでなく客観的な状況が重要になってくる。

【5】法科大学院入学、未修者3割枠撤廃へ 志願者が激減
http://www.asahi.com/articles/ASKCQ6TDBKCQUTIL05P.html

もう制度自体が失敗だったことは明らかなのだからいい加減辞めれば良いのに。


次回のLEGAL NEWS TOPICS は12月4日(月)更新予定です。

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