早いもので2月も半ばになってしまいました、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弁護士の高井です。
さて、知らない方も多いかと思いますが、先日、2月6日に今年の本屋大賞の候補作が発表されました。
ここ数年、この時期になるとちょっとわくわくするイベントになっています。
今年は10作のうち既読が2冊でしたので、早速8冊購入!
大賞が発表される4月までになんとか全部読み切りたいと思います。
で、今回オススメなのですが、個人的には非常に好きな本で、てっきり大賞候補にノミネートされるかと思っていたのに残念ながら外れてしまった一冊をご紹介したいと思います。
逢坂冬馬さんの
『ブレイクショットの軌跡』です。
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著者の逢坂さんはデビュー作の『同士少女よ、敵を撃て』で本屋大賞を受賞されていて、このブレイクショットの軌跡も直木賞の候補作になった力作です。
で、タイトルだけ見て、ブレイクショット?と聞くとビリヤードの話かと思われるかもしれませんが、ほぼ関係ありません。
ある自動車会社が販売しているSUVの名称がブレイクショットとなっています。
このブレイクショットを製造している工場で働く期間工、ホワイトハウスと呼ばれている中古のSUVが稼働しているアフリカの戦闘地域で闘う少年、物言う株主として存在感を示すファンドで働く人、修理工場で働く板金工、不動産会社で働く社員など、車両が譲渡されていく中でいろいろと見えてくる人間模様が丁寧に描かれています。
どれも一癖も二癖もある登場人物がどんどんと登場し、転々としながら物語はクライマックスへ。
まさに1つの車が譲渡されていく軌跡を通じて、現代日本のいろいろなやっかいな問題が丁寧に描かれた作品です。
個人的には本屋大賞にもノミネートされると思っていたのでちょっと残念ですが、今回ご紹介させていただきました。
ちょっとボリュームありますが、読む価値のある作品だと思います。
ぜひご一読ください!
次回のホライズンのオススメ!は2026年02月18日更新予定です。




