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【ホライズンのオススメ! №379】「アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち」

秋真っ只中、皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。
読書の秋、スポーツの秋、ということで、今回は一冊の本をご紹介します。

「アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち」です。

北海道、ボールパークということで、野球が好きな方であればすぐにピンとくるかと思いますが、今年オープンした北海道日本ハムファイターズの新球場、エスコンフィールドのこと、その建設にまつわるノンフィクション小説になります。
といっても、プロ野球の選手などは全く登場しません。あくまでも現場で新球場建設に向けて突き進んだ人々が主人公です。

実際に読んでみると、新球場の建設がどれだけ大変な事業だったのか、それに向けての取り組みが生き生きと描かれています。
そして、ビジネス的な観点からも、なぜ新球場を作らねばならなかったのか?というところから解きほぐされており、非常に興味深い内容となっています。球団が抱えていた閉塞感とそれを打ち破らねば!という焦燥感、もちろん大きなビジネスである以上いろいろな思惑がある中で、ボールパーク建設という夢に向かって突き進んだそのエネルギーは大変刺激を受けるところです。

今年オープンしていろいろと交通の便など、問題も指摘されることの多かったエスコンフィールド、今後、どうなっていくかは未知数ですが、とりあえず完成に至るまでを描いたこの本、興味のある方は是非ご一読ください。


次回のホライズンのオススメは10/25(水)更新予定です。

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