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【ホライズンのオススメ! №348】仕掛人 藤枝梅安

みなさんこんにちは!ホライズンの荒井です。

本日のおすすめは、私には珍しく、映画のご紹介。
「仕掛人 藤枝梅安」でございます。

実は大の時代劇好き。幼少期に見た「江戸を斬る Ⅲ」のテーマソング「ねがい」(by 西郷輝彦)は聞けばいつでも泣けてきます( ;∀;)最高~( ;∀;)www

この原稿を書きながら、今回のおすすめは「江戸を斬る」にしようか・・・と方向転換も考えましたが、名作時代劇シリーズはまたの機会に!
ということで、本題の「仕掛人 藤枝梅安」です。やっと観に行けました。
 
原作は、ご存じ池波正太郎の「仕掛人 藤枝梅安シリーズ」(全7巻)です。

これまで何度も映像化され、漫画化されてきた、人気シリーズですね。

最後の7巻「仕掛人藤枝梅安(七) 梅安冬時雨」は絶筆で、ラストは想像するしかないのですが、
スイスイ読めて、スカッとして、ちょっとお色気もあり(笑)、江戸の町や人々の息遣いを感じられる作品で、映像と並行するともっと楽しめると思います。

藤枝梅安は、腕利きの鍼医者であると同時に、裏の世界で悪人殺しを請け負う「仕掛人」です。
映画では、トヨエツ様が演じておられるのですが、これがハマってました!
針一本でキュイっと殺ってしまうあたり、神業です。
梅安を取り巻く人々も見どころです。ほぼ主役でもある相棒の惣楊枝職人、彦次郎。いわば歯ブラシ職人ですね。これがまさに適材適所の愛之助様です。
ネタバレになるので詳しくは控えますが、天海祐希姐様もめちゃくちゃカッコいい!わるい奴らの配役も最高です。

また、劇中に美味しそうな江戸料理もたくさん登場します。お腹すくかも。江戸料理にトライしたくなりますよ。

この映画、現在公開中のものは第1作で、4月に第2作が連続公開されます。面白かったので、2作目は前売り買っちゃおうかしらと思案中。

梅安シリーズ最大のテーマは、人生には善と悪がいつも同時に存在している、そういう矛盾をはらんだ存在なんだ、というところ。
善と悪と、その矛盾。まさに我々弁護士じゃないですか。
誰かを救えば、他の誰かが傷つく。みんなをひっくるめてハッピーにはできない苦しさを抱えながら、それでも必死に和解に持ち込んで、なんとか当事者双方をちょっとずつ納得させて、みんなをハッピーにして事件を解決したい。それが本当の解決なんだという欲張りな想いで、いつも弁護士稼業に励んでおります。
自分の生きる道と重ね合わせて見る梅安も、また一興です。単に時代劇が大好きで、楽しいだけなんですけどね(笑)
皆さんも、それぞれの見方で、スクリーンの梅安を楽しんでみてはいかがでしょうか。


次回のホライズンのオススメ!は3月1日更新予定です。

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