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【ホライズンのオススメ! №520】池井戸潤『ブティック』

こんにちは、田島です。

今回のおすすめはこちら。

池井戸潤『ブティック』

『半沢直樹』、『下町ロケット』などで知られる池井戸潤の最新作。
今回の舞台は、「M&Aブティック」

物語の主人公 雨宮秋都は、大手の東京中央銀行に勤める入行3年目エリート銀行員。
秋都は、M&Aのアドバイザーとして不誠実な態度を取っていた上司に反発し理不尽な左遷されることになる。
銀行からの退職を決意し、秋都が飛び込んだ新天地が「M&Aブティック(企業の合併・買収の仲介会社)」。

タイトルの「ブティック」は、企業の合併・買収(M&A)を専門に手がける、少数精鋭のプロ集団のこと。
大企業vs大企業の攻防を描くことが多い池井戸作品ですが、今回は少数精鋭M&Aチームが企業再生や理不尽な買収劇に立ち向かっていくというストーリーです。

M&Aの世界でクライアントのために何が出来るか、真剣に向き合う秋都の姿勢に胸を打たれます。
秋都の行く手を阻む、古巣銀行の悪役上司たちとの知的な攻防もスリル満載です。
M&Aの知識がなくても、物語の中で自然と理解できるよう巧みに織り込まれておりスラスラ読めます。むしろ、M&Aの世界にどんどん引き込まれていきます。

池井戸作品らしい、保身に走る悪役を、主人公たちが信念と知恵で打ち破る「痛快な逆転劇」に感動します。

長編作品ですが、一気読み必至です!!
絶対この作品はドラマ化するでしょう。


次回のホライズンのオススメ!は2026年08月19日更新予定です。

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